肝斑と治療
2022-09-15皆様、こんにちは(^^)/
本日は女性のお悩みの一つ、「肝斑」についてお話ししたいと思います。
<肝斑とは>
老人性色素斑等の一般的に「シミ」と呼ばれている多くは、主に紫外線の刺激によってできますが、紫外線の影響だけでなくホルモンのバランスなどが影響してできるシミがあります。
このシミを『肝斑(かんぱん)』と言います。
主に30~40代の女性に多く症状が見られるしみで、下記の項目に多く該当する場合は『肝斑』である可能性が考えられます。
- 目尻の下、或いは頬骨の高い位置に左右対称にできている
- 輪郭がはっきりせず、霞がかったようにボヤっと広がっている
- 妊娠の前後から目立ち始めた
- 季節によって濃さに変化がある
- レーザーのしみ治療を受けた後でかえって濃くなった
そのため、肝斑を治療する方法としては
・色素沈着を抑制する効果を持つ「トラネキサム酸」光老化を予防する「ビタミンC」を内服
・ターンオーバーを活性化させる効果を持つ「ハイドロキノン」「ビタミンC」を外用
・こすらないこと
・紫外線の予防
といった方法が主流でした。
肝斑は長年にわたって「治療の難しい」シミであるとされてきましたが Qスイッチヤグレーザー (スペクトラ)の登場によってそれは大きく変化し、今では「治療できる」シミになったのです✨
スペクトラは従来のヤグレーザーと比較し均一にエネルギーを安定して照射できる高機能レーザーです。
スペクトラの大きな特徴は
・メラニンに対して最も高い吸収特性を持つ「532nm」
・エネルギーが効率よく深部まで届く「1064nm」
という2種類のショートパルスを搭載していることに加えて
・ms単位のロングパルスモード
を搭載しているという点です。
このトリプルモードレーザーを使い分けることによってシミ、そばかす、肝斑等様々な症状にアプローチし確実に治療することが可能になったのです。
そればかりか、照射を継続していただくことでニキビ肌の改善や、毛穴が引き締まり肌のハリやキメが整うといった美白・美肌効果を得ることもできるのです。
シミや肝斑に対するレーザー治療というと「レーザー照射後のダウンタイム」や「炎症後色素沈着」を心配される方も多いのですが、
スペクトラは搭載された2種類の波長のレーザーとロングパルスモードそれぞれの特性を活かして最適化することでお肌へのダメージを最小限に抑えることができます。
そのためダウンタイムもほとんどなく、その日のうちにメイクをしてご帰宅いただけますし、照射後の炎症後色素沈着も起こりづらくなっているのも大きな特徴です。
Before
After
ルートロピールの色調改善とスペクトラピールの肌質改善両方の照射モードによる施術を行うことで、しみ、くすみなどの色調改善と 毛穴の開き、にきび、小じわ改善や肌のハリ艶アップといった肌質改善効果が期待できます。
- 治療内容
- デュアルピール
- リスク・副作用
- やけど、痛み、内出血、色素沈着、色素脱失など
Before
After
全体的に肝斑による色ムラが治療を重ねるごとに均等になりシミも薄くなっています。 目元の細かいところまで照射しているため目元のくすみも改善されています。 お写真ではわかりづらいですが、肝斑・色ムラの改善の他、お肌のツヤ・ハリにも効果があり、ご本人も大満足と。 デュアルピールもMYWフェイシャルコースが適応ですので、そちらのほうがお得となります💛(99,000円/5回コース)
- 治療内容
- デュアルピール
- リスク・副作用
- 痛み・火傷、稀に内出血・色素沈着・色素脱失
- 治療回数・期間
- 3回・3か月後
- 費用
- 22,800円(トライアル1回)~133,800円(6回コース)
その他の症例写真はこちらをご覧ください💛
肝斑は再発しやすく、完治というよりも再発しないためのコントロールが重要です。
デュアルピールやトーニングとともにホームケアや内服をおこなうことによってさらに効果を高め、色素沈着も予防することができます。
ビタミンCやトラネキサム酸の内服、ハイドロキノン等のホームケア、エレクトロポレーション・医療用LEDヒーライトなどと組み合わせて再発予防を行います。
肝斑はなかなか治療が容易ではなく、また診断も難しいシミです。
肝斑かな?と心配な方は一度ご相談ください💖
皆様のご来院をお待ちしております☆彡